“予防歯科”という言葉をよく聞くようになってきたと思います。
欧米では以前よりごく当たり前のように“予防”という言葉が使われていました。歯を失う原因の第一位である歯周病は、口腔管理のプログラムに基づき、適切な処置（メインテナンス）を行えば、予防ができる病気です。
これまでの日本は、むし歯や歯周病になってしまうことを予防することよりも、むし歯や歯周病になったあとに治療を行うことに重きが置かれてきました。それに対し欧米では、早くからむし歯や歯周病は「予防」を目的としたメインテナンスを定期的に行っていけば、歯のトラブルが回避されることが理解され、その上で予防が一般的に浸透してきました。
日本はまだまだ予防後進国と呼ばれていますが、最近ではようやく一般認知され、メインテナンスで歯科医院に通う方も増えてきています。
当院では、治療を終えたあとの定期的な『メインテナンス』を推奨しております。
最近では、歯周病は全身疾患と密接な関係性があることがわかってきており、様々なメディアにも取り上げられています。
「心疾患」「血管疾患」「糖尿病」「誤嚥性肺炎」などは、歯周病をしっかり予防することで全身へのリスクも軽減することが可能になります。
現に当院に来院される患者さまのほとんどは治療後の口腔管理のために定期的に来院されており、良好なお口の状態を維持しております。
→適切な処置をすることが可能。
→通院の回数が少なく済みます。
定期的にメインテナンスで歯科医院に通うことで、むし歯の進行や様々なリスクを早期発見し、ダメージを回避することができる
→むし歯や歯周病等での治療で大きな金額を負担する必要性が減少。
むし歯の検査、歯周病の検査、プラークや歯石の付着具合のチェック、X線撮影、口腔内写真等で、状態を把握します。取得したデータは今後の比較のために専用の管理ソフトで患者さまごとに管理します。
得られた結果をわかりやすく皆さまにご説明します。 その際には、iPad等を使用し、X線画像や口腔内写真をお見せしながら、状態についてご説明させていただきます。
ご家庭でしっかり歯磨きをされている方でも、部分的に汚れの取り残しがあったりするものです。磨き残しの部分をしっかりと落として、お口の中を清潔な状態にリセットします。プラークの付着は歯周病やむし歯のリスクを高めます。磨き残しの部分は過去との比較を用いながら、ブラッシングの仕方も含めてご説明します。
クリニックで行ったメインテナンスを行ったら、その状態を可能な限り維持していただきたいと思います。私たちが口腔ケアのお手伝いを出来るのは、来院頂いたときに限定されます。ご家庭でのセルフケアが圧倒的に多いわけですので、皆さま一人ひとりの状態にあったホームケアの説明を行い、ご家庭での歯磨きや口腔管理のお手伝いをさせていただきます。
月曜〜金曜9:30〜13:00 / 14:30〜18:30
土曜9:30〜13:00 / 14:00〜17:00
休診日木曜・日曜・祝日
『セミナー等で土曜日休診の場合』
木曜日 9:30〜13:00 / 14:00〜17:00
矯正歯科の診療は、毎月第一火曜日午後に実施しております。
急患は随時受付しております。
〒028-7111岩手県八幡平市大更35-63-44
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